自分の中の「木」を、大事にしたいですね。
この「木」は、
心であり、精神であり、魂そのもの。
四柱推命でも、「木」は
ただ放っておけば勝手に育つものではありません。
成長するためには、
太陽、土、雨水、そして剪定するハサミが必要だと考えます。
これを、私たち人間に置き換えてみると──
太陽は、明るい言葉や前向きな考え方。
土は、今いる環境。
雨は、潤いになるもの。
守ってくれるもの、楽しみなこと、美味しい食事。
そしてハサミは、自分を鍛える要素や、整理する力、
時には自分を律する厳しさです。
どれか一つ欠けても、
木は健やかには育ちません。
私自身も最近、
「あかんな〜」と思う自分と、
「3年前の自分から見たら、雲泥の差で成長してるやん」と
思える自分、両方に出会いました。
でもここで、
「もっと頑張れ、アホが!」と
自分を厳しく叱咤しすぎると、
それは剪定を超えて、木を痛めてしまいます。
反対に、
「まあまあ、よくできたね〜」と
甘やかしすぎれば、
今度は根腐れしてしまう。
魂の「木」にも、
ちょうどいい手入れが必要なのです。
冷たい風が吹く時は、
「こも」をかけるように、
その場を離れたり、誰かに頼ったりして守る。
暑すぎる時は、
無理をせず、涼しい場所で休む。
枝葉が暴れすぎた時は、
あえてストイックに頑張ってみる。
環境を整えてみる。
そうやって、
自分自身の状態を見ながら、
手入れをしていけばいいのです。
今、
自分の「木」を厳しく剪定しすぎている方は
とても多いように感じます。
そんな時は、
ぜひ自分にこう声をかけてあげてください。
「私は、よくやっている」
「ちゃんと、良くなりつつあるよ」
それは魂の「木」にとって、
何よりの太陽の言葉です。
神様からの太陽の言葉。聞きたくないですか?
タロット・易などで降りてきたメッセージをお伝えいたします。
それをご自身の「木」に聞かせてくださると、もっとすくすく伸びるでしょう。
