私のもとへご相談に来られる方の中には、
「まだ起きてもいない未来」を、あまりにも具体的に想像しすぎて、
心が疲れ切ってしまっている方が少なくありません。
それは、計画性があるということとは少し違います。
多くの場合、
悪い未来だけを何度も思い描き、
「もし◯◯になったらどうしよう」
「その時、私は耐えられるだろうか」
と、不安の中を堂々巡りしてしまう状態です。
悩みの正体を突き詰めていくと、
その多くは
「未来への不安」
に行き着きます。
未来は、まだ来ていません。
それなのに、心だけが先に苦しみを体験してしまっている。
これは、とてももったいないことです。
もし不安が消えないのなら、
その不安が現実にならないように、
逆算して「今できる小さな行動」を考えてみてください。
たとえば、
「彼と別れて一人になったらどうしよう」
という不安がある場合。
人生の軸を、彼一人に集中させすぎていないでしょうか。
楽しみや居場所が彼だけ、という状態は、
例えるなら、服を一枚しか持っていないようなものです。
それでは、その一枚を失うことが怖くなるのも当然ですし、
手放す選択ができなくなるのも無理はありません。
だからこそ、
気軽に話せる人とのご縁を増やしたり、
心から夢中になれることを見つけたり、
人生の選択肢を、少しずつ増やしていくのです。
大切なのは、
「どうしよう」ではなく
「どうしたらいいか」
と問いを変えること。
その瞬間から、
あなたは不安の受け身ではなく、
人生の舵を握る側に戻ることができます。
あなたの人生は、あなただけのもの。
誰かの人生の脇役ではありません。
自分主体で生きる意識を取り戻すと、
不思議なほど悩みは軽くなり、
「今」を楽しめる時間が増えていきます。
未来を心配しすぎるより、
今を丁寧に生きること。
それが、結果的に一番強い生き方です。
それでも、
頭や心が整理できず、
どうしても一人では抱えきれない時は、
話がまとまっていなくても構いません。
そのままの気持ちで、
どうぞお話しください。
あなたの人生が、
あなた自身の手に戻るお手伝いをいたします。
