HERSHEYのキスチョコ。
今では、スーパーやカルディ、
昔の言い方をすると「舶来物」。
「こんなに美味しいものがある外国って、どんな所なんだろう」 幼心に、そんな憧れを抱いていたのを覚えています。
それから50年。
欲しいものはすぐに手に入り、宅配便は1〜2日で届く。 分からないことがあれば、調べればすぐ答えが出る。 とても便利で、恵まれた時代になりました。
本当に幸せなことだと思います。
けれどその一方で、
私たちはいつの間にか、
たとえば「待つ時間」。
昔は、いつ手に入るか分からないからこそ、 想像し、憧れ、心を膨らませる時間がありました。 待つことそのものが、楽しみであり、
今は、荷物の配達状況まで分かる時代。 便利な反面、「まだかな」と待つワクワクは減り、 すぐに結果が出ないことに、
情報が溢れ、答えがすぐに見つかるからこそ、 「自分で考える時間」や「感じ取る余白」が 少なくなっているのかもしれません。
何かを得れば、何かを失う。
それは、時代の進化と共に起こる自然なことなのでしょう。
大切なのは、 それをネガティブに嘆くことではなく、 どう付き合っていくかを、自分で選ぶこと。
便利さや情報に振り回されるのではなく、 必要なものを選び、距離を取り、柔軟に使いこなす。
そうした「心の舵」を自分で持てていれば、 これからどんなに世の中が変わっても、 人はきっと、面白がりながら生きていけるのだと思います。
今では、 おばあちゃんがスマホをサクサク使い、 おじいちゃんが動画投稿をされる時代。
年齢ではなく、好奇心が人生を動かしているのだと感じます。
私も、このままの好奇心を大切に、 変わっていく世界を眺めていたい。
変わっていくことは、やはり面白い。
そんなことを、ボンヤリ考える今日この頃です。
