生きている面白さ

生きていると、
「なんで、こんなことをせなあかんのやろう」
「この体験に、どんな意味があるのだろう」
そう思う出来事に出会うことがあります。
その時は理由もわからず、
ただしんどいだけかもしれません。
納得もできず、
意味も見えず、
ただモヤモヤと時間だけが過ぎていく。
けれど、ある日突然。
「あの出来事は、このためにあったのか」
と、点と点がつながる瞬間があります。
まるでオセロの盤面が一斉にひっくり返るように。
黒だと思っていたものが、
実は白へと変わる。
人生には、そんな伏線回収の瞬間があります。
人は、無意味だと感じながら生きるのはとても苦しいものです。
でも、意味が見えたとき。
あるいは、自分なりに意味づけができたとき。
心は静かに整います。
「ああ、これでよかったのだ」と。
人生は、ジグソーパズルのようなものかもしれません。
ばらばらだったピースが、
時間をかけて、あるべき場所に収まっていく。
一つのピースがはまった瞬間、
それまでの違和感がすっと消える。
その感覚を知っているからこそ、
私たちはまた前へ進めるのです。
未来にどんな絵ができあがるのかは、誰にもわかりません。
だからこそ、日々の出来事はすべて「ピース」になります。
嬉しかったことも。
悔しかったことも。
思い通りにいかなかった時間も。
どれも無駄ではありません。
生きているということは、
あとから意味が立ち上がってくる物語を歩いている、ということ。
そう思えたとき、
人生は少しだけ軽やかになります。
これからどんなピースがはまり、
どんな絵ができあがるのか。
それを楽しみにできること。
それこそが、生きている面白さなのかもしれません。