長年の関係性も、悪になりうる。

人はつい、「長く続いている関係=良い関係」と考えてしまいがちです。

ですが、本当にそうでしょうか?

私は、人との関係が終わる時には、主に次の3つの理由があるのではないかと考えています。

① その人から学ぶものがなくなった時
② どちらかが著しく成長、または後退した時
③ 環境が変わった時

③の「環境の変化」は、転勤や結婚、引っ越しなど、自分の意思だけではどうにもならないこともあります。

ですが、①と②については、自分でも気づかないうちに関係性に固執しているだけ、という場合があります。

関係が変わらないと安心する。
だから惰性で付き合い続ける。

そんなことも少なくありません。

①の場合は、もはや相手から学ぶことが何もないのに、ただ今の状況を変えるのが面倒で関係を続けているだけかもしれません。

②の場合は少し複雑です。

例えば相手が急成長しているのに、どこかで嫉妬や焦りを感じながら表面上だけ仲良くしている。

あるいは逆に、自分が新しい世界へ進もうとしているのに、相手に気を遣い続け、本来使うべき時間やエネルギーを消耗している。

そんなケースもあります。

もちろん、人間関係は損得だけで判断するものではありません。

ですが、関係を続けることそのものが目的になってしまうと、お互いの成長を妨げることもあります。

本当に自分のためにならないのであれば、距離を置くことも必要でしょう。

また、相手が新しい世界へ飛び立とうとしているなら、無理に引き留めないことも愛情の一つかもしれません。

長く続いているから大切なのではなく、
今の自分と相手にとって、その関係がどのような意味を持っているのか。

一度立ち止まって冷静に見つめてみる。

そんな時間も必要なのかもしれませんね。