ヘビー&ライト

趣味で、長唄の三味線と唄を習っています。
唄のお稽古の日は、譜面だけ持っていけばいいので身軽です。

ところが、三味線のお稽古となるとそうはいきません。
当然ながら、自前の三味線を持っていかなければなりません。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、三味線は表と裏に皮が張ってあります。
ですから、持ち運ぶ時には「もし何かあったら大変!」と、どうしても気を遣います。
私はずっと、三味線を頑丈なハードケースに入れて運んでいました。
これがまあ・・・
むちゃくちゃ重い(笑)
三味線そのものより、
「私、ケース運びに来たんやろか?」
と思うくらい重いのです。
特

に先日の雨続きのお稽古。
傘をさして、荷物を持って、さらに重たい三味線ケース。
もう、涙が出るくらいしんどかったのです。😢

そこで、ついに決心しました。
ソフトケースを買おう!

考えてみれば、同門の生徒さんたちは、ほとんどソフトケースに三味線を入れて来られています。
そして実際に使ってみたら・・・
軽い!
むちゃくちゃ楽!
「あ〜〜〜、もっと早く変えれば良かった〜✨」
となりました(笑)

もちろん、ハードケースの方が頑丈です。
私もずっと、
「もしぶつけたら?」 「もし何かあったら?」
そんな心配があって、なかなか手放せませんでした。

でも、ソフトケースなら、いつもより少し気をつけて持てばいい。
それだけのことだったんです。

そして今回、三味線ケースひとつで、妙に人生について考えてしまいました(笑)

私たちは案外、
「何かあったら怖いから」
という理由で、必要以上に重たいものを持ち続けているのかもしれません。

昔からのやり方。
もう合わなくなった習慣。
固定された関係。
「こうしておいた方が安心」という思い込み。

それを持っていることで安心しているつもりが、実はその重さにずっと体力や時間を使っていることもあります。

もちろん、何でもかんでも手放せばいいわけではありません。
大切なものは、ちゃんと守る。
でも、
守ることと、重くすることは同じではない。
少し気をつければ軽くできるものなら、軽くしてしまってもいいのかもしれません。
身軽になれば、疲れ方が違います。
疲れなければ、もう少し遠くまで行けます。
そして何より、動くことそのものが楽になります。
今回、重たい三味線ケースを手放して思いました。

「軽やかに生きる」

これからの私の座右の銘になりそうです(笑)
・・・と言いながら、ソフトケースの三味線だけは、今まで以上にしっかり持って歩いております(笑)。