好きな人がいるって、本当はとても幸せなことです。それなのに、うまくいかない瞬間だけ、
「出会わなきゃよかったんかな…」
「私なんて、彼から見たらちっぽけな存在やろうな…」
そんなふうに、心が沈んでしまうことがありますよね。
一人で考えていると、
相手の一言や態度を何度も思い返して、
どんどん苦しくなってしまう。
片思いって、気づけば心が暴走しやすい状態なんです。
そんな時は、ちょっと待った、です。
それはあなたが弱いからでも、
恋愛が下手だからでもありません。
恋心の波に、少し飲まれてしまっているだけ。
恋の気持ちがあふれて、
心の中の水かさが増えていくと、
最初は心地よかったはずなのに、
そのうちアップアップして苦しくなってしまう。
本当は、
「誰かを好きになれた自分」って、
片思いがしんどくなる原因のひとつは、
思考が暴走しはじめた時。
心と頭のバランスが崩れると、
事実よりも「想像」や「不安」が大きくなってしまいます。
そんなあなたに、ひとつだけ視点の提案があります。
同じ「赤」という色でも、
あなたの思う赤と、彼の思う赤は、
実は少し違っていることがあります。
つまり、
気持ちの表現や愛情の出し方は、人それぞれ違うということ。
だから、
「どうして彼は、もっとこうしてくれないの?」
「私なら、こうするのに…」
そう思って落ち込む必要はないんです。
あなたの赤と、彼の赤が違うだけ。
それだけのことなんです。
そしてもうひとつ、
心の暴走を引き起こしやすいものがあります。
それが、期待。
期待が高くなるほど、
思い通りじゃなかった時の落差は大きくなります。
だからまずは、
少しだけ期待を手放してみる。
そして、冷静に相手を見てみる。
それだけで、
心の波はすっと落ち着いていきます。
すると、
今まで見えなかった彼の小さな優しさや、
ふとした言動、
あなたへの想いの「裏付け」に気づけることもあるんです。
片思いは、
気づいた瞬間から、少しずつ楽になります。
恋って、本来、
もっと優しくて、温かいものですから。
しんどい時は、
一人で抱え込まなくて大丈夫。
吐き出してもいいし、
誰かに話してもいい。
あなたの気持ち、ちゃんと大切にしてあげてくださいね。
