人生は、よく「航海」に例えられます。
実際、鑑定を通して多くの方の人生を見ていると、
その表現は決して大袈裟ではないと感じます。
順風満帆な時期もあれば、
見えない暗礁が海中に潜む時期もあります。
進まなければならない。 しかし、気を抜けば船底に穴が空く。
人生には、そういう時間があります。
近頃の鑑定では、 「去年、大きく運気を落としていた方」 そして、
「今年以降、少しずつ上昇気流へ入る方」 が非常に多く見受けられます。
そのような方々に 「去年は大変でしたね」 と申し上げると、
涙ぐまれることも少なくありません。
それほどまでに、 人生の暗礁地帯というものは、 人の心と体を消耗させるのでしょう。
しかし私は、 暗礁に乗り上げること自体を、 不幸だとは考えていません。
なぜなら、 人は暗礁にぶつかった時、 初めて「航海術」を学ぶからです。
慎重さ。 引き際。 修理の仕方。 風の読み方。
それらは、 穏やかな海だけでは決して身につきません。
だからこそ、 大変な時期を越えた方は、 以前よりも深く、 そして強くなっています。
人生におけるあなたの船は、 碇泊しているつもりでも波に流されます。
ならば、 恐れるだけではなく、 自ら舵を握ること。
それが人生なのだと思います。
人生航路に迷った方、 また、只今暗礁乗り上げ中の方も、
どうぞ安心してお越しください。
一緒に海図を広げながら、 今いる場所でどうするかを整理していきましょう。

