若い時に、自分を知るということは

夏休みに入り、学生さんの鑑定が増えました。
「私は将来、どんな仕事をしていますか?」
先日、こんなご質問をいただきました。
未来のことは誰でも気になります。
自分はどんな仕事をしているのか。 どこで、誰と、どんな暮らしをしているのか。 幸せになっているのか。
できることなら、先に答えを知って安心したい。
そんな気持ちもあるのだと思います。

四柱推命から分かるのは、その人が生まれ持った性質や強み、弱み、得意なことや苦手なこと。好みの異性。育った環境。
どのような環境で力を発揮しやすいのか。 どんな仕事が向いているのか。 どんなときにモチベーションが上がるのか。
そして、運気の流れを見ることで、
「今は動くときなのか」 「力を蓄えるときなのか」 「新しいことに挑戦しやすい時期なのか」
といったことも読み解くことができます。
でも、それはあくまで未来を考えるための材料です。

もっと大切なのは、
「自分は、どうなりたいのか」
ということではないでしょうか。
どれほど向いている仕事が分かっても、自分がそれを望んでいなければ意味がありません。
反対に、少し苦手なことがあったとしても、本当にやりたいことであれば、工夫したり、人の力を借りたりしながら進むこともできます。
だからこそ、
まず、己を知る。
自分は何が得意なのか。 何をしていると楽しいのか。 何を大切にしたいのか。 どんな人生を送りたいのか。
案外、自分のことほど分かっていないものです。
現代は、生き方も働き方も本当に多様になりました。
一つの会社に勤め続ける人もいれば、転職する人、副業をする人、自分で仕事をつくる人もいます。
選択肢が増えたからこそ、「正解を教えてもらう」のではなく、自分で選ぶための軸を持つことが、ますます大切になっているように思います。
占いは、未来を決めるものではありません。
自分自身を知り、現在地を確認し、
「では、私はどこへ行きたいのだろう。」
と考えるためのもの。
行きたい場所が見えてきたら、そこへ向かう道を占いを通して一緒に考えることができます。

自分の未来の地図を、自分で描く。そして歩いて行く。

そのために占いを使っていただけたらと思っています。