60センチ四方の人生劇場

タロット占いを行う際、テーブルの上に一枚のクロスを敷きます。
大きさは、だいたい60センチ四方。
ベルベットやシルクなど、素材も色もさまざまです。

そして、その小さなクロスの上に繰り広げられるのが、お客様の人生劇場。
ストーリーテラーは、私、景紫峰でございます(笑)。

お客様からご質問を伺いながら、次々とタロットカードを展開していきます。
相手の気持ち、仕事の今後、人間関係のお悩み、そして問題を解決するための対策。

けれど、タロットカードが告げるのは、単に質問に対する答えだけではありません。

なぜ、相手はそう思っているのか?とか、
これからの流れだけでなく、そこに関わるキーパーソンが浮かび上がることもあります。
また、今抱えている悩みの根本が、実は目の前の出来事ではなく、もっと昔の経験にさかのぼることもあるのです。

すでにキーパーソンが現れている場合には、その人物の性格や口癖などをお伝えすることも。

これには、お客様も本当にびっくりされますね(笑)。

こうしてカードを展開していくうちに、お客様が今まさに生きている人生の縮図が、60センチ四方のクロスの上に浮かび上がってくるのです。

一枚一枚のカードが語る断片を、一つの物語として紡ぎ、お客様にお伝えする。
それが私の仕事です。

タロットカードは、絵柄をご覧になるだけでも、ある程度イメージが伝わるものです。

けれど、そこに私のリーディングが加わることで、登場人物の心情や出来事の背景が、より鮮明に、よりリアルに感じられるようになります。

言わば、自分だけの「エンターテイメント」ですかね。

映画やお芝居では、私たちは客席から誰かの物語を眺めています。
でも、タロットリーディングは違います。

主役は、お客様ご自身なのです。
だからこそ、ドキドキ、ワクワク。

以前、鑑定を終えたお客様から、こんな言葉をいただいたことがあります。

「なんだか、映画館から出てきたような感じです」

その言葉が、今でも心に残っています。

たった60センチ四方の小さな舞台。

けれど、そこに広がる物語は、どこまでも奥深く、一人ひとり違ったものなのです。

さて、あなたの人生劇場には、どんな物語が待っているのでしょうか。

ぜひ一度、体験なさってみませんか?